「アーマード・コア フォーアンサー」より
ラインアーク ホワイトグリント
(コトブキヤ 1/72 プラスチックモデル)

(’09年7月完成)

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・ コトブキヤ ACVIシリーズ

 アリーヤに引き続きコトブキヤのホワイトグリントを作りました。
今回はフィギュアコミュニティサイトfgにてホワイトグリント発売記念コンペをされていたので、それに合わせて製作しました。
WGは詳細な資料が多いため拘り始めるとキリがないしキット自体がアレンジされているのもあって、実は作る気はありませんでした。
しかしコンペという締め切りがあればある意味割り切って作れるかなーということで作ってみることに。
製作期間が限られるため変形やアサルトアーマー展開ギミックは省略し、期間内に出来る範囲でいじってみました。
やりたいことはだいたい出来たので満足です。

 キットのプロポーションはいつものようにアレンジが加えられているのですが、他キットとの互換性のためか胴が長く脚が短い印象なので、胴を詰めた上で大改造にならない範囲で整えています。
その他は各整波装置を彫り込んだり、カメラに電飾をいれたりとか。
   

・塗装について

 ホワイトグリントは派手な色剥げが印象的です。
何故ここまで剥げるのかは分かりませんが、とにかくこれがホワイトグリント。
素直に真似することにしました。
でも勇気がないのでちょっと控えめです。

 細かい色剥げをエナメル塗料で描いていくのは相当神経を使いそうだったので、なるべく筆とシンナーを使わない方法でやってみることに。

 黒を混ぜたサフで下地を塗った上にホワイトを塗装。
スジ彫り部分はスミ入れを行わずに、ナイフの先で削って下地の黒を露出させています。
 色剥げ部分も同様にナイフ先で削って剥がしてみました。
実際にガビガビと剥がしているので自然な感じになりますが、スケール的にオーバーになりやすいので大きく剥がれてしまった部分は白でリタッチ。
プラ地まで露出してしまった部分はスミ入れ用ガンダムマーカー(グレー)でリタッチ。
結局手間はそれなりにかかってます。

 細かな色剥げや汚れは水彩色鉛筆を使用。
WGの特有の斑点状の汚れは色鉛筆をカツカツと細かく叩きつけて、湿らせた綿棒で軽く叩いてぼかしています。
手軽なんですが、あまり触っていると薄くなってしまうのが難点です。

 関節・武器等は普通にスミ入れ、軽く銀でドライブラシをしています。

下地:サーフェーサー1200+ウィノーブラック
ホワイト:クールホワイト→316番ホワイト
関節等:スーパーアイアン+ウィノーブラック
武器:スーパーアイアン+ウィノーブラック(関節より黒多め)

   

・オマケ

 OPムービーに登場していたラインアーク兵をプライザーの1/72現用米戦車兵で作ってみました。
同スケールのフィギュアがあるとやっぱり雰囲気が出て楽しいです。