「聖刻1092」より 
 ニキ・ヴァシュマール
(MO-CRAFT 1/60 レジンキット)

 

平成14年5月14日  
 ・全体像

 このキット、各パーツの出来はとても素晴らしいです。
プロポーションはややヒーロー体型的にアレンジされています。

 ただイメージではもっと頭の埋まった感じなので要修正。
左肩の長盾も取り付け位置をやや下方へずらすようにします。
あと仮面(面当て?)もなんとかしないとなー。

 ・頸部短縮

 とりあえず頸のパーツを外して4mmほど下げた位置で固定した状態。
 んー イラストではこれくらいですけど、なんか微妙な感じ。
やりすぎかな、どうかなあ?
見慣れてしまうと分からなくなってくるので、一通り悩んだらいったん封印。
数日後に改めて見て再度検討します。

平成14年5月22日  
 ・頸部

 とりあえず4mm程度短縮することにしました。
襟の部分は生かしたいので、ひとまず襟のすぐ上の部分で切断しました。

 襟の部分を削り込んで成形した状態。
頸部を何mm短縮するかは頭部を修正後に決定します。

(15/3/20追記)
結局4mm短縮に決定。

   ・頭部

 キットの頭部は幡池裕行氏によるアップ画を元に作られているようです。
でもこれがなんだか見なれない顔なので却下。

 ヴァシュマールの仮面(面当てかも)の形状は第1部と第2部以降では形状が異なりますが、今回は第2部以降の6角目の物を作ります。
主なモチーフは東方編第2巻の表紙&口絵イラスト。

やっぱ幡池裕行氏のイラストがかっちょえーと思ふ今日この頃。

 ・ちまちまいじっている途中。

 イラストをそのまんま再現するの私には無理っぽいので、キットベースで修正して近づけます。
細部はイラストによって異なるのであんまり気にしない方針。

 頭部はひさしの部分を側面の張り出しにかからないよう削り、左右幅を狭くしています。
両サイドの張り出しは0.5mmほど下方へ。
あとは額前部のパーツを修正し、頭部が太く短い印象を緩和します。

 仮面は顎の形状変更、目をややつり目にしています。
頬の排気口(?)もいじらないとなあ。

 

平成14年6月9日
 ・長盾

 長盾の取り付け位置は上端が頭頂より2,3mm高いくらいがちょうどいいかな?
そうするとキットの位置より1cm低くする必要があります。

 まず肩装甲は3mm下方へ取り付け。
長盾の取り付け基部を7mm上方へずらします。
それに伴い長盾の支柱基部も削って上方へ。
この辺は設定なんて気にせず適当に。(笑)

 でもなんか斜めに歪んでるなあ…。

 (15/3/20追記)
 肩装甲は下げすぎのようなので、3mm→1.5mmに変更しました。

  

 ・まだちまちま中
平成14年11月24日  
 ・面当て

  以前の物はやや大きかったため、一回り小さく作り直しました。
パテはSSP-HGを使用してますが強度に問題があるため、
大体アウトラインが仕上がったらいったんキャストに置換。
この後、頬の排気口等細部を彫り込みます。

 この面当てだけで数ヶ月費やしてしまいました。^^;

 ・仮組み
 ・手

 指はひょろひょろなイメージがあるので、やや細めに削っています。
パテは食いつきの良さからSSP-HGを使用。

 ・三節棍固定部

 右肩に付く三節棍固定部はレジン製で隙間が埋まっているため、アルミ板で作り直しています。
切って曲げるだけなのでお手軽〜。

平成14年12月5日  
 ・胴体

 胸部の吸排気口が塞がってるため、いかにも‘レジンのムク’っぽい感じで気になります。
そこで目隠し兼ディテールアップにエッチングメッシュを入れました。
微妙に世界観に馴染まない気もしますが…。

 腹部側面のチューブは一体化しているため、削ってアルミ線で作り直しています。

平成14年12月14日  
 ・三節棍(連結状態)

 キットのパーツを成形するより3mmプラ棒で作り直した方が綺麗で手っ取り早いです。
スジ彫りを入れて両端にリベットを貼っただけ。

平成15年3月10日
 ・三節棍固定部その2

 基部の部分はメタルパーツですが、新造部分と統一するために結局これも作り直してます。
 0.5mmアルミ板なのでペラペラで頼りないですが、設定上は後付け急造部品なのでまあこれはこれで良いかなと。

 ・脇下に付く謎の球体

 成形の都合上チューブの部分が繋がっていますが、右側から見るとちょっと目立つようなのでアルミ線に変更。

 手元にあるアルミ線をよく使ってますが、もうちょっと軟らかい金属線の方がやりやすいよーな。

 ・長盾の支柱

 ちまちまキットのパーツを修正していましたが、精度を考えると新造した方が良さそうで。
結局、真鍮パイプを組み合わせて作りました。

 ・上腕装甲

 肩から垂れ下がる装甲板はキットでは上腕に直接取り付ける構造になっています。
しかし横から見ると目立ちそうなので、裏を平らに削って肩ブロックに取り付けました。
強度確保のため楔形のプラ板を見えないよう隙間に差し込んでいます。
チューブは折っちゃったのでコレもアルミ線で。

 が、組んでみるとたいして効果が無いような気もします。
強度的にも不安だしなあ…。

平成15年3月17日

 ・頭部

 ひさしや側面の張り出しを修正して、結局こんな感じに落ち着きました。
イラストを忠実に再現するには烏帽子頭の前後幅を狭めるべきですが、大変なので気にしない方針。
口のあたりがやや細くなってしまいましたが、頬の排気口を掘り直すのが嫌なのでこれで良しとします。
ああ、妥協してばっかりだ。