次はMk−Uの特徴であるシールドの伸縮機構です。 この部分は過去のキットで完全に再現された物が無く、私がMGでうまく処理されることを 期待していた部分でした。 しかしキット物はスライドレールを使って伸縮するものの、半分ほどしか縮まず シールド自体が腕部から離れているためあまり良い印象を受けません。 そこで完全に伸縮できるように改造することにしました。 |
|
完全に縮まない大きな原因はシールド下部に厚みがあるためです。 これは色別にパーツ分けされているために、白の部分とブルーの部分が 分かれているため、裏面がプラ1枚分の厚みが突き出ています。 そこでこの部分を削り取りポリパテでなめらかにし、裏面が面イチになるようにしました。 裏面にある固定用の2本のピンはアサフレックス製のランナーを使用しています。 アサフレックスは摩擦係数が高く、プラ用セメントで接着できるため ポリランナーが固定できない部分には便利です。 |
|
シールド上部側面の折れ曲がる角度を下部の角度と同じになるように修正。 またシールドを腕に取り付けた際に腕から離れてしまうので、 中央の取り付け基部の高さを4oほど低くしました。 内部のライドレールの固定パーツはコの字型に加工。 ただシールド上部にE パックを取り付ける場合どうしてもある程度高さが必要なため、 ラッチ基部の円形のパーツの部分で伸縮できるようにし Eパックを取り付けない場合はさらに腕に近づくようにしています。 |
|
下部のスライドレール可動部はプラ板、真鍮線、ポリランナーで小さく作り直しました。 |
|
あとはスライドレールの長さや可動部の位置を修正してできるだけ小さく収まる調節しました。 で完成したらこんな感じ。 なんとかうまく収まったので苦労した甲斐があったかなあと。 |